昭和の初期、
「一人の村人が突然発狂し、村民全員を殺して自らも命を絶つ」
という事件が起きた。
誰もいなくなった村は、隣村に編入され廃村となり、地図や県の公式文書から消去された。
しかし、その廃墟は悪霊の棲み家となって現在も存在し、そこを訪れた者は二度と戻っては来られない。
村へ向かう道路に、「ここから先へ立ち入る者 命の保証はない」と書かれた看板がある。
村の入口に朽ちた鳥居があり、その根元にドクロのような石(もしくは岩)がある。
奥へ進んでゆくと廃墟と化したかつての住居があり、
その内部では事件の惨劇を物語る血痕のようなものが多数見受けられる。
この伝説は元々、青森県の一部でのみ知られていた。
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