意味が分かると怖い話。

とある高校の顧問の話。

そこは浜辺の臨海学校だった。

彼は部活生を指導する傍ら、便意を催した。

トイレに行った。


彼は用を足している時、トイレの足元に目をやった。

そこは僅かな隙間が開いている。

床と綿密に接していた。
その時、
トイレのドアの、微妙な隙間から覗く2つの目と視線がかち合ったのだ。

顧問は誰かのイタズラだろう、と思ったが、

事実に気付き顔を青くする。

解説。

床とトイレのドアの、
下の隙間は僅か数センチにしか満たないので、

"2つ"の目と視線が合う事は有り得ないのだ。

つまり、顧問を覗いていたのは目より下が無い
人間、
もしくは……。


  にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ

0 件のコメント:

コメントを投稿