男がまれに村に迷いこむと竜宮城に来た浦島のような接待をうけるらしい。
この女だけの村の話はアイヌの伝説が起源だといわれる。その「女だけの島」伝説はこうだ。
男達が島に迷い込むと非常に歓迎されて、もてなしを受けるところまでは同じ。しかし、その島の夜が恐ろしい。
宴の後、男達は夜を共にする女をあてがわれた。事に及ぼうとすると、どうも女のアソコの様子がおかしい。
不審に思い試しに木の棒を女のアソコに入れてみると、いとも簡単に棒が折られてしまった。よく見ると、女のアソコには鋭い歯が生えていた。
それに気づいた男は仲間に危険が迫っていることを知らせ、命からがら島を逃げ出したという。
この伝説について、間宮林蔵の探検記にも似た様な話が出てくるという。
江戸時代の好色物の小説のラストは女だけの島を探して旅立つが、女だけの土地の話は男のロマンを掻き立てるらしい。


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