豊浜トンネル

北海道豊浜トンネル。

平成8年2月に、岩盤崩落事故でトンネルを通行中だったバスに乗車していた乗客・運転士が生き埋めになり、崩落した岩盤を爆破するのに2,3日かかったという大惨事が発生した。

このトンネル付近では、事故発生前から心霊的な噂が多発していて、崩落事故発生前から、旧豊浜トンネル(現在は閉鎖済)で女性の怨霊が出没していたという情報も実在。

以前から豊浜トンネル一帯は、心霊スポットとして知られていたとの事。
更に、トンネル崩落事故発生時に流れ出た情報では、アイヌ伝説にまつわる「魔人」らしき姿が岩盤に浮き出ていたという。

その経緯を辿ると、鎌倉時代の有力武将・源義経とアイヌコタン(アイヌ民族の村)の娘にまつわる悲しい伝承に行きつくようだ。
その娘の魂が、いつしか義経を恨むあまりに怨霊と化してしまい、トンネルを崩壊させるほどの凄まじい霊力を発揮してしまったのでは、といわれる。

もっとも、トンネル管理そのものも甘かったという物理的理由も絡んでいたらしいが。
崩落事故が起きたトンネルは放棄され、3代目の新トンネル開通まで初代の旧トンネルが暫定利用され、その間に新トンネル掘削工事が行われ平成12年に新トンネルに切り替えられた。

ちなみに初代の旧トンネルは、現在では、両方の坑口に巨大な鉄製扉が取り付けられ、今後は原則として新トンネルの通行に支障を来す大障害でも起きない限り開放することはないそうだ。頑丈に鍵がかけられている。
巨大な恐ろしい何かを封印するように・・・・。

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