空焚き

ゴミの焼却の際に発生するダイオキシンによる汚染の問題がマスコミで大きく取り上げられ、多くの人々の
関心を集めた。

この動きよって廃棄物の処理に関する法整備が整う結果となり、焼却処理施設では基準値以上のダイオキシンが排出されていれば操業停止の命が下ることとなり、自体は一応の収束に向かう。

しかしながら、処理施設の検査には黒い噂がある。

検査は処理場の排煙を取り、ダイオキシン濃度が基準値を超えていないかを調べるのだが、排煙を取るタイミングが問題なる。

検査は大抵の場合、公正な立場の機関が行なうのだが、処理場側は排煙を取らせる際に焼却炉にゴミを入れずにいわゆる空焚きを行なうことがある。

ダイオキシンが出るようなモノはほとんど何も燃やしていないのだから排煙はクリーンな筈である。
そうやって法の網を掻い潜って違法な操業を行なっている処理場も多いと云われる。

また排煙を調べる側に問題がある場合もあり、公正な機関において基準値以上の値が出た際に、データの改ざんを行なってくれる駆け込み寺的な検査機関も存在するようである。


  にほんブログ村 哲学・思想ブログ 心霊・怪談へ

0 件のコメント:

コメントを投稿