私が高校生の頃、友人5人と一緒に地元ではヤバイと噂されていた銀山に行く事になりました。
車持ってる人はいないので、皆単車でその場所まで行きました。
…ですがマジで怖かったのですぐ帰ることになりました。
しかし、友人の単車のエンジンがかかりません。
必死でエンジンをかけようとしても、かかる気配はありませんでした。
結局2ケツして帰りました。
その残された単車を取りに行こうと次の日友人を誘いましたが、
「もういい…」
と返事が返ってくるだけでした。
あの時に何かを見たんでしょうか?
そしてあの単車は今も残っているのでしょうか…。
その友人とはあの日以来逢っていないので真相は掴めませんが…。
同じ専門学校の友達に肝試しやろうって事で夜中にもかかわらず無理矢理○○銀山に連れていかれたそうな。
怖いからみんなでかたまって行こうという事になり、代表して大塚さん(仮名)の○○○○ワゴンに全員で乗り込んで行く事になった。
途中、ある青年(加藤君とでもしておきましょう)が用を足したいと言ってきかないので仕方なく車止めて用を足させたんだが、帰ってくるなりすごい形相で「いくら怖いからってみんなで脅かさなくてもいいじゃないか!」と言って怒ったそうだ。
姉達は身に覚えの無い事を言われて返事に困っていたのだが、加藤君に聞いた所によるとどうやら用を足している最中に車をバンバン叩くような音がいきなり聞こえてきたそうな。
それも一人や二人じゃなく、とにかく大勢の人間がバンバンと車の表面を叩いている感覚だったらしく、加藤君はてっきり姉達がふざけて叩いているものだとばかり思いこんでいたらしい。
確かにその時姉を含めて車には7人乗っていたのだが、姉達は車の外に出なかったし、第一、その時点で起きている人間は姉と大塚さんと加藤君の3人だけだったので、加藤君の聞いた「大勢の人間が車を叩いていた」なんていう音が聞こえたなんていうのは、本来ありえない事だった。
気味が悪かったがその夜は結局その出来事以外は何も起きず、無事に時間が過ぎて全員解散、となった。
が、後日姉が大塚さんから聞いた話によると、その肝試しの翌日、出かけようと車庫の中で車を見たら、そこには車の表面にびっしりと「人間の手形」がついていたそうな。
それもどの手形もべったりと、まるで血液のように赤黒かったそうだ。
姉はそれを聞いて、「じゃ、あの加藤君が聞いた音は・・・」と、全身震えが止まらなかったらしい。
みなさん、心霊スポットへ行った後の車のケアには気をつけて・・・
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