仏ヶ浦

海に面した洞穴があり水死者の遺体が多く流れ着く。

昭和29年、函館発の青函連絡船・洞爺丸が、台風15号の強風により転覆。


乗員乗客1300名が海に投げ出され、津軽海峡を渡った多数の水死体が、ここ仏ヶ浦に流れ付いた。

自然の神が造形したとしか考えられぬ、不気味な奇岩織り成す景観が、人間の前に立ちはだかる。吸い込まれるように、水死者の遺体が多く流れ着いたのか?

洞穴内部には、鎮魂のための碑がある。そこでは水死した人々の無念や、悲しみの念が渦巻き、うめき声や泣き声などが、波を砕く岸壁の音とともに聞こえるのだという。

付近での霊の目撃情報も多数。

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