都会に数多く生息するにもかかわらず、死骸をほとんど見かけないのは、特別な方法で自らの死骸を消すからだ、というもの。
対消滅、異次元へ消え去る、自然発火して燃焼するなどの理由付けが試みられる。
矢追純一が著書『カラスの死骸はなぜ見あたらないのか』で扱ったため、注目されるようになった。
実際は、カラスはあまり人が立ち入らないねぐらの森で死ぬことが多く(弱ったカラスはねぐらから元気よく飛び立つことができないため)、
そうした死骸もハエの幼虫やシデムシ、他のカラスなどに食べられ速やかに処理されてしまう。
また、稀に街中で死ぬことはあっても人に片付けられてしまうため、一般の目にとまる機会が少ないというのが真相。
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