夜道の少女


真夜中の山道で、およそその場には似つかわしくない少女が走り去る姿をドライバーが目撃する。

不審に思っていると、続けて一人の男が現れ

「ここら辺で少女を見なかったか?」

と声を掛けてくる。

父親が迷子の娘を探していると思ったドライバーは、少女が走り去った方向を男に教え、そのまま帰宅する。

後日、件の山道で殺人事件があり、その犯人が少女を探していた男だったことを知ったドライバーは、

猟奇殺人犯の元から逃げ出した少女の行き先を教えてしまったことに気付き、驚愕した、というもの。

少女の行き先を尋ねた男が、東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人で、場所が青木ヶ原樹海周辺、少女は事件の最後の被害者とされる派生系もある。

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