赤い紙、青い紙


夕方の学校で、少年がトイレで用を済ませ、拭こうとすると紙が無かった。するとどこからともなくこんな声が聞こえてきた。

「赤い紙が欲しいか? 青い紙が欲しいか?」

少年が「赤い紙」と答えた。 その瞬間、身体中から血が噴き出し、少年は死んでしまった。

この話を聞いた別の生徒は、怖がりながらも我慢できずにトイレに行った。

するとやはり「赤い紙が欲しいか? 青い紙が欲しいか?」という声が聞こえて来た。

少年は血が噴き出した話を思い出し、「青い紙」と答えた。

その瞬間、少年は身体中の血液を全て抜き取られ、真っ青になって死んでしまった。

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