私たち二人はそのとき人がいないところに行きたくて屋上に出る階段にいました。
屋上に出る扉の前には少しスペースがあって、そこに座ってどうでもいい話をしていました。
別にその場所は学校の七不思議に数えられることもなく、ただ人が寄り付かないだけの場所でした。
それで、二人で話をしていたら周りの壁や床が妙な雰囲気になってきたので、急いで場所から離れようとしました。
すると二人のうち一人が「なんかおかしい・・・壁から・・・」と言い出しました。
それを聞く前に私たちはその場所を離れました。
後で聞くとその人が見たものは、壁から出てくるたくさんの手だったそうです。


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