[じゃがらもがら]は山の窪地に自然にできた無数の穴のことで、その穴からは四季に関係なく一定の気温で風が吹き出るといった不思議な特性を持ち、観光名所として知られています。
その特性ゆえに夏場でもいくらか涼しいです。
余談ですが、夏の湿度の高い晴れた日(もちろん夜)に行けば外気と窪地との温度差で窪地に対してちょうど蓋をするような形で霧が発生し、窪地の中から月を見上げるとまるで深海にでもいるような幻想的な光景が見られます。
「こんな綺麗な場所でなら死んでもいい」そんな風に思う人もいるんでしょうかね?
死=旅立ちと捉える邪気眼的な人種にはもってこいなのかもしれませんね。
本題に戻りますと、あそこが姥捨て山だったのは有名な話です。
昔はふもと付近に鐘が備え付けてあり、山からのうめき声を鐘を鳴らしてかき消したという話もありますが定かではありません。
自殺があったのも確かです。何年か前に新聞にも載りました。男女数名で車中での練炭自殺だったと思います。(車はたしかサーフかランクルのどちらか)
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