サンチアゴ航空513便事件


1954年9月4日、乗員・乗客92名を乗せ、西ドイツ(当時)のアーヘン空港からブラジルのポルトアレグレ空港へ向けて出発したサンチアゴ航空513便(機種:ロッキード社、L-1049スーパーコンステレーション)が、大西洋上で消息を絶った。

当然のこととして捜索が行われたが、乗員・乗客の遺体はおろか機体の残骸すら発見できず、原因不明の事故として処理された。

それから35年後の1989年10月12日、ポルトアレグレ空港に突如正体不明の航空機が現れ、管制塔の許可も得ず着陸した。すわ緊急事態かと駆けつけた作業員達は、機内に異様なものを見た。

そこには生きた人間は一人も乗っておらず、乗員・乗客の全員が白骨と化していたのである。

更にフライトレコーダーを調べた結果、当機が、35年前にアーヘン空港を立って以来消息不明となった、サンチアゴ航空513便であることが明らかになった。

35年の時を経て、姿を消した航空機が再び現れたのである。

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