バンビーノの呪い

1920年当時経営難にあえいでいたボストン・レッドソックスは、

12万5千ドルの金銭と30万ドル以上の負債の肩代わりをすることを条件に、ベーブ・ルースをニューヨーク・ヤンキースにトレードした。

しかしこのトレード以後ニューヨーク・ヤンキースは常勝軍団になりボストンレッドソックスは低迷、なぜかあと一歩のところで優勝に手が届かないという悲劇を繰り返し、

次回のワールドシリーズ制覇まで実に84年の年月を費やすこととなる。

そのため優勝できないのは

バンビーノ(ベーブ・ルースの愛称。“ベーブ”にちなむもので「赤ちゃん」の意)

の呪いではないかという都市伝説がフランチャイズのあるボストンを中心に1930年代から流れボストン市民の中にはこの呪いを信じるものまでいた。
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