あれは今から10年位前ですが、学園都市で営業の仕事をしている頃に発見しました。
国道125号を下妻方面に向かうとお米で有名な北条という所があります、そこの北条大池から山向こうの八郷町へ抜ける、今となっては山越えの旧道ですが不動峠という峠道があります、
その峠道の途中に場所はっきり覚えていませんが、さらに山頂へ向かう旧道がありました、
夕方仕事も一段落したので私は興味本位でその旧道へ車を走らせました。
コンクリートの打ちっ放しの旧道でかなり勾配があり細かったのを覚えています。
進むにつれて道は荒れ車一台がやっとでガードレールも無く車の横は崖のような状態になってしまいUターンも出来ないくらいになり緩やかなカーブを曲がると目の前には土砂崩れとブルトーザーが放置されていて、その奥に何件かの家がひっそりと建っていました、
家々の前は広大な山々の絶景でおそらく別荘村だったのだろうと私は思いました。
家々には人影もなくだいぶ年月がたっていたのでしょう廃墟となりひっそりと山の風景に溶け込み夕方の西陽を浴びていました。
忘れ去られた家々に私は車を降りしばらくその場にたたずんでしまいました!ヒグラシの鳴き声が静かな晩夏の山に響いていたことを鮮明に覚えていす!
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